界: Code Quality
コードの質が低いと、予測できない動作につながります。ユーザーの視点には、それがしばしば使い勝手の悪さとなって現れます。攻撃者にとっては、予期せぬ方法でシステムにストレスを与える機会となります。
Code Correctness: Hidden Method
Abstract
静的メソッドはオーバーライドできませんが、インスタンス メソッドとして呼び出されると非表示に見える場合があります。
Explanation
静的メソッドは、クラスのインスタンスではなくクラスに属しているため、定義で上書きすることはできません。静的メソッドがサブクラスでオーバーライドされているように見える場合もあるため、混乱を引き起こし、誤ったバージョンのメソッドがコールされることもあります。
例 1: 次の例では、ユーザーを認証する API を定義しています。
このコードは、一見問題がないように見えます。しかし、メソッド
例 1: 次の例では、ユーザーを認証する API を定義しています。
class AccessLevel{
public static final int ROOT = 0;
//...
public static final int NONE = 9;
}
//...
class User {
private static int access;
public User(){
access = AccessLevel.ROOT;
}
public static int getAccessLevel(){
return access;
}
//...
}
class RegularUser extends User {
private static int access;
public RegularUser(){
access = AccessLevel.NONE;
}
public static int getAccessLevel(){
return access;
}
public static void escalatePrivilege(){
access = AccessLevel.ROOT;
}
//...
}
//...
class SecureArea {
//...
public static void doRestrictedOperation(User user){
if (user instanceof RegularUser){
if (user.getAccessLevel() == AccessLevel.ROOT){
System.out.println("doing a privileged operation");
}else{
throw new RuntimeException();
}
}
}
}
このコードは、一見問題がないように見えます。しかし、メソッド
getAccessLevel()
をインスタンス user
にコールしているのであって、クラス User
や RegularUser
にコールしているのではないため、この場合は常に true
が返され、instanceof
が使用される場合でも、if/else
ブロックのこの部分に到達するために操作が制限されます。References
desc.structural.java.code_correctness_hidden_method